実態を知らずに行うことほど怖いものはない
皆さんこんにちは、べーやんです。
今回は自分の知らない領域を全く知らないまま人に任せないほうがよいというお話です。
ひとり社長としてすべての業務を行っていては時間がいくらあっても足りません、可能な限り外注化できるならしたほうが良いというお話を以前しました。
それは業務効率化を考えれば至極当然なのですが、自分自身になにも知識が無い状態で外部に任せてしまうのは、それはそれで危険とも言えます。
どんなことであれ、まずは自分自身で知識を付けるべきこともあります。
知らないものを人任せにせず、知識を持つべき
ではなぜ知識を付ける前に人任せにしてはいけないのでしょうか?
それは全ての業務が会社の運営に直結しているからです。
何人かで起業して分業しているなら問題ありませんが、自分自身ですべてを管理するひとり社長としては、お金の管理一つで会社に影響が出てしまいます。
会社に他の社員がいれば、各部門に責任者を立てて管理すればよいですが、ひとり社長ではそうもいきません。
また、外注はあくまで他社に業務を任せることですので、その業務において、会社としてどういった方針で行っていきたいかを共有するのは難しくなってしまいます。
もし外注に依頼するにしても、どのように運営してほしいかを言語化できずには伝えたいことも伝えられません。
また、今後会社を拡大して人員も増加した際に、その部署の社員を評価するための知識としても効果を発揮します。特にバックオフィスはどれだけ頑張っても評価基準を設けにくいという悩みも少なくないはず。
独立後に勉強したこと
以下では僕が独立した際に勉強したことを紹介します。
会社設立準備や法律
まずは会社の設立についてです。
今は株式会社freeeeeのように会社設立をサポートしてくれる会社もありますし、私も利用しましたが、作成する書類はなぜ必要なのか、どこで使用するべきものなのか、どのような内容にするべきか、書類1枚に対して疑問がなくなるまで細かく調べてから作成を行っていました。
特に会社設立に必要な書類は後に修正ができないことも多いので、間違えて作成したらまた1からやり直しです。
会社の代表をしている代表に話を聞いたら、会社設立は人にやってもらって何もわかっていないと言っていました。
その人の会社は社員が10人ほどいるのでそれでも良いかもしれません。もしわかっている人が退職した場合でも、他に知識がある人を雇えばいいだけですから。
私の場合は一人でやっていくので、知識は必須ですが、どちらが正しいというわけではありません。
経理
会社のお金を管理するための経理も知識として持っておくことに越したことはありません。
税理士事務所などに依頼をして経費処理などを行ったり、会社の利益に対して税金を減らしたい時に相談することはあると思いますが、彼らはあくまでセオリー道理な提案しかできません。
何か大きな買い物をして利益を減らせば。。。といった提案も受けるかもしれませんが、会社の資金を減らすだけであまり効果的ではない提案もしてくることも少なくありません。
ですが、あくまでこれは自身に知識が無いと本当に良いのかどうかがわかりません。
相手の提案に対してただ乗っかるだけでなく、自身の考えを踏まえたうえで話を進めないともったいない対策をしているだけになる可能性が上がります。
そうならないためにもお金に関する知識は持っておきましょう、経費の落とし方なんかも一人社長としては重宝する知識になりますし。
その他事業について
自身が行っていない事業の知識を持つこともとても効果的です。
今は業界の著名人の著書が多数存在していますから、その事業がどのようなキャッシュフローでどのようなテクニックで儲かっているのかを知識として持っていれば、自身の事業にも生かせますし、もし新たに新規参入しようと考えているなら特に重要です。
何も知らずに事業を開始すれば、それだけ成功率は減ります。
まとめ
どんな業務でされ、その仕事の必要性や問題点を知るためにも、一度でも経験しているかどうかは全く意味合いが違ってきます。
最終的には外注化するとしても、まずは自分で経験してみて、知識を蓄えていきましょう。
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